白沙村荘は橋本関雪設計の池泉式庭園で心が洗われる






今日は、少し前に銀閣寺の近くにある、私のお気に入りの
庭園の1つの白沙村荘に行ってきましたので、紹介したい
と思います。

場所は、白川通今出川の交差点の「銀閣寺道」と呼ばれる
所から東に入った分かりやすい所にあるのですが、知らな
い人も多いと思います。

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この白沙村荘は、大正昭和に京都文壇で活躍した日本画家
の橋本関雪が、大正時代に自らの設計で完成させた素晴ら
しい池泉式の庭園なのです。

また余談ですが、関雪の奥様が、関雪が画家として成功し
たことを感謝して、あの哲学の道にたくさんの桜の木を植え
て、今では京都散策の観光名所になっているのです。

今回は車で行ったので、近くのコインパーキングに車を置
いて、800円払って白沙村荘の中に入りました。

小川が流れるところに橋があり、そこを渡って小径を歩い
ていくと、芙蓉池という大きな池に出てきます。

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木々の向こうに見えるのは「存古楼」という大正レトロ溢れ
る建物があり、ここで関雪は絵を描いていたようです。

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何とも言えず池と建物がマッチして、ほっとできるような空
間となっています。

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そこから更に奥に進むと、問魚亭という小さな藁葺の見晴
亭のような古風な建物があり、中に入るとまさに四角い切
り取ったような風景で、日本画のようだと錯覚をしてしまい
そうです。

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ここでのんびりと過ごして、奥の池を一周して先程の存古
楼に戻り、靴を脱いで中に入っていきます。

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私が行った時は、この大画室でコンサートがあるというこ
とで、たくさんの席が用意されており、またコンサートに向
けてピアノの調整をしている方もいました。

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東向きのガラス戸は、大正時代のガラスがはめ込まれてい
て、波打っている様なガラスからは、芙蓉池の全景が見ら
れて、とても落ち着く場所なのです。

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ここで関雪が、色々な大作を描いたかと思うと、とても感慨
深いものがあります。

そこを出て、お寺を過ぎるとその向こうの竹薮には、何や
らたくさんの石像が置かれています。羅漢像のようなもの
で、そのユニークな姿は見る人にとても安心感を与えてく
れます。

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今回は池の近くの茶室が建て直しのようで、何もなかった
のです。その茶室のところに座って、池を眺めているとほ
っと出来るのですが、残念ながらその姿を見ることは叶い
ませんでした。

でも、今回はこの庭園をほぼ独り占めのようでしたので、
静かな白沙村荘を久し振りに見て、心が洗われる様でした♪

国指定名勝 白沙村荘

京都市左京区浄土寺石橋町
Tel:75-751-0446
会館時間:10:00〜17:00
入館料:800円

妙蓮寺は深い味わいある庭が魅力


妙蓮寺は深い味わいある庭が魅力

先日、久し振りに庭園が素晴らしい妙蓮寺に行ってきました。

場所は、堀川通寺ノ内を西に入った所にあるお寺です。今回
は車で行ったのですが、寺ノ内通が東行き一方通行のため、
その近くのパーキングに駐車するのに苦労しましたが、何と
か駐車をして、そこから妙蓮寺の入口にすぐそばです。

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この妙蓮寺は、宗祖日蓮聖人の遺命を受けた日像聖人によっ
て、永仁2年(1294年)に創建されています。

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門からずっと中に入って、一番奥にある本山社務所に行って
そこで500円を払って庭に行きました。

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風も心地良く十六羅漢石庭と名付けられた庭園を畳のある部
屋から臨みます。

何という静かで心落ち着く庭でしょうか。枯山水の庭に北山杉
に囲まれた石のある空間が、何とも言えない美の真髄を醸し
出しています。

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ここに座っていると、何もかも忘れてほっとする心情になれ
る所です。

この庭は十六羅漢ということで、石が16個配置されていると
思いがちですが、実際には15個しかないのです。

十六羅漢なのに何故15個かというと、もう1つの石(羅漢)は
この庭を眺めている人自身という思想によるものです。とて
も深い話ですね。(ここまではお寺の方に聞いた内容です)

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自分自身もこの庭に同化して一体となることで、見る人に共
感を与えて心を穏やかにさせる、そんな庭なのです。

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大本山妙蓮寺
京都市上京区寺ノ内通大宮東入ル
JR京都駅(H号系統)、三条京阪駅・四条烏丸(K)より乗車、
「堀川寺ノ内」下車、西へ徒歩5分
Tel:075-451-3527
10:00〜16:00
休日:水曜日、年末年始
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東日本大震災により被災されました皆様に、心よりお見舞い
申し上げます。
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