無鄰菴の疎水を活かした庭に心が和む


無鄰菴の疎水を活かした庭に心が和む

今回は、久し振りに岡崎にある無鄰菴(むりんあん)という庭
園に行ってきましたので、紹介したいと思います。

岡崎といっても、町名が南禅寺草川町となっていますが、
頭の中では岡崎のはずれだと思っています。

この岡崎界隈には、まず平安神宮があること、それに国立
近代美術館や京都市美術館があること、更に京都府立図
書館があり、地下鉄東西線の東山駅からふらっと歩いて
よく訪れる街なのです。

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その無鄰菴は、国立近代美術館近くの琵琶湖疏水に沿った
仁王門通を東に進んで行くとあります。地下鉄蹴上駅から
も同じ様な距離ですから、その目的によって最寄駅が変わ
ります。

老舗の料亭の「瓢亭」をご存知の方でしたら、その東側と
いえば、地理的にはお分かりいただけると思います。

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狭い路地を入って、入口の左側で400円の入園料を払って
更に中に入ります。左手に母屋、右手に洋館、茶室そして
正面には、とても大きな庭が広がっています。

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まずは母屋へと進んで、しばしその縁側に座り庭を眺めま
す。すぐそばには、琵琶湖疏水を引き込んだ水路のような
小さな川が流れていて、その心地良い水のせせらぎの音
に、何か心が癒される感じです。

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この無鄰菴は、明治・大正の元老山県有朋の所有だったも
ので、自らが庭の設計をして庭師の7代目小川治兵衛に作
らせたもので、現在は京都市が管理しています。

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(母屋)

縁側で15分くらいのんびりしてから、今度は庭の方へと歩
いてみました。まずは中央に大きな池があり、そこに差し
掛かると空から2羽の鴨が飛んできて、この池に降りました。
人に対して怖がる様子もなく、いつもこの池を馴染みの場
所としていることがうかがえます。

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そんな鴨を見ながら池沿いに歩いていくと、一番奥には水
が流れている3つの小さな滝を見つけました。水の流れる
音とその光景に見とれて、しばし佇んでいました。

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そこから振り返って、今来た池や母屋、それに小路にたく
さんの木々を見ていると、本当に落ち着きます。

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ここは観光客の方も少なく、じっくりと時間をかけて散策
するのにはぴったりの場所です。

京都には癒しの空間やほっとする庭が結構たくさんありま
すが、この無鄰菴は来る度に心が和む何かがあって、今
後もここに来られた方の心を癒し続けてくれるでしょう♪

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無鄰菴
京都市左京区南禅寺草川町
京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅下車 徒歩約7分
Tel:075-771-3909
開園時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
入園料:400円
休園日:12月29日〜翌1月3日

「曼殊院」は黄不動ゆかりの門跡寺院


「曼殊院」は黄不動ゆかりの門跡寺院

今日は、京都のご利益のある寺院で、11月下旬には紅葉も見られる
「曼殊院」に少し前に行ってきましたので紹介します。

この曼殊院は仏教大師の比叡の地の草創に始まり、東尾坊と称して
おり、平安後期に学僧であった忠尋座主が曼殊院と名前を変えた。

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その後、現在の地に移ったのは、良尚法親王の時で、十一面観音菩
薩像を当寺に移し安置した。これ以来、学問の神の守護ということで、
学業成就、試験の合格祈願にと訪れる人も多いとか。

曼殊院の不動明王像は「黄不動」と呼ばれ、青蓮院の「青不動」、
高野山の「赤不動」とともに三不動と称されている。

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これは拝観のチケットの写真ですが、全体が筋肉隆々で右に剣を
持ち、左の縄で悪いものを縛って守る慈悲深い神様と呼ばれ、息災
延命にご利益があると言われている。

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まず庫裡に入って靴を脱いで、真っ直ぐに毛氈の敷いてある廊下を
進んで行きます。そうすると大きな庭の広がる空間に出ます。

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この庭園は小堀遠州作の枯山水で、鶴島と亀島があり、鶴島には
樹齢約四百年の「五葉の松」があり、その根元にはキリシタン燈籠
があります。

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とても落ち着く庭で、大書院から小書院へと続く廊下を歩きながら
この奥深い庭園を眺めて、また立ち止まって振り返ったりしながら、
そのおおらかさのある枯山水を愛でるのも、とても良いものですね。

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院の中には色々な部屋があり、虎の間、滝の間、十雪の間、黄昏の
間等があり、狩野派の襖を多数見ることが出来ます。

曼殊院の紅葉は、あと1週間もすれば見事に色づいて訪れる皆さんを
魅了することでしょう。

詩仙堂圓光寺と合わせて、一乗寺の地を散策されてはいかがでし
ょうか♪
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