「雪舟庭園」は感性で楽しむ奥深い庭園


「雪舟庭園」は感性で楽しむ奥深い庭園

今日は私の大好きな京都の庭の一つであります雪舟庭園
に行ってきましたので紹介してみたいと思います。

雪舟庭園(鶴亀の庭)は茶陀院(ふんだいん)と言い東福寺
への入口の手前にあるお寺です。

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何回もこの庭園には行っているのですが、またすぐに行
きたくなる様な魅力のある庭園です。入口で料金を払っ
て庭園の方に進みます。今日はそんなにお客さんもいな
くて静かな雰囲気がありました。

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まずは一番近いところに座って庭を眺めます。ここは禅院
式枯山水庭園で京都では特に古い庭園の一つで、水墨画で
有名な雪舟が作庭した庭として有名です。

庭に一番奥側に鶴島があり折鶴を表現しています。その右
には、この庭を代表している亀島があり、二重の基壇によ
って亀の姿を見せてくれます。

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ここに座っていると、庭と共に後ろの竹薮が風が吹くたび
にしなって、竹と竹が擦れ合う音が響いたりします。また、
時々カラスや他の鳥が鳴いたりして、本当に目が離せない
様なことがあちこちで起こっている庭園なのです。

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前に来た時には、枯山水の庭の中でよく見ると小さな物が
動いていたりして、当たり前ですが3Dのような立体的に、
鳥や竹が、そして蟻や風までもが、庭を見る人の感性に訴
えかけてきます。

そんな感じが大好きで、いつも1時間くらいはここにいて
のんびりと楽しく過ごしています。

もし迷いや悩みがあるときには、この庭に静かに座って、
そこに自然に現れている風景を見つめて、どうしてそんな
に小さなことで悩んでいたのかと吹っ切れたり、色々今後
のアイデアが出てきたりすることもあると思います。

是非、この奥行きのある庭園を味わってみてはいかがでし
ょうか♪

「光明院」の波心の庭で癒しを感じる


「光明院」の波心の庭で癒しを感じる

今日は、京都東福寺の塔頭の一つである「光明院」について書いてみたい
と思います。

初めてこの寺を訪れたのは、もう相当前ではないかと思います。東福寺の
散策の後でふらっと立ち寄ったような、そんな記憶があります。それ以来、
事あるごとに来ています。

以前は殆ど来る人もなく、静かにくつろいで庭を見て座っていたことが多か
ったのですが、最近はテレや雑誌の影響のせいか、多くの皆さんが来られ
るようになりましたね。

入口を入って靴を脱いで、「志」を竹の筒に入れて、まずは庭を見ることに
します。沢山の石が何かの配列に従って立ててあります。ここは昭和の名
庭師の重森三玲(しげもりみれい)が手掛けた「波心の庭」と呼ばれている
ものです。

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この庭は、入ってすぐの所(写真1番目)、その建物の一番奥(写真2番目)
から、そして本堂(写真3番目)からと、その庭を見る場所によって石が重
なり合ったり離れたりと、三地点三様の光景が楽しめて、また石のパズル
で何か謎解きをするような気持ちで、上から見たりやや斜めに立ってみた
りと、とても楽しんで庭を眺められるような気がします。

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そんな風に見る人にどんな課題を与えたかったのかは、重森氏に聞いて
みないと分かりませんが、頭の中で「点と線」を重ね合わせて、実際には
枯山水の砂で作った波の様を石を介してより大きく表現して、波の荒々し
さ、力強さをこの庭に活かしたような、そんな思いがこの庭を見ていると
感じます。

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この庭は私個人としては梅雨の時期が何ともしっとりとして特に苔の美し
さが好きなのですが、紅葉の時期には色づく木々に枯山水の砂の白さが
とても映えるのです。

ここで静かに庭を見ていると、時の経つのも忘れそうで、先程の課題のこ
とは忘れて、ただぼんやりと見ているだけで癒されるようなそんな空間が
あるように見えます。

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今回紹介しました「光明院」は、東福寺の南門からまっすぐに5分くらい
南に下った左側にありますので、そんなに迷うことはないと思います。

ここに来ると頭がすっきりするのは、庭の持つ何かの力でしょうか。また
来るのを楽しみにしています。
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