天龍寺の壮大な庭園で和の空間と散策を楽しむ






今回も、嵐山へ入った際に訪れた寺院のうち、天龍寺
について書いてみたいと思います。

嵐山と言えば、まず天龍寺の名前が挙がるほど、壮大
で威厳のあるお寺なのです。元々は足利尊氏が、吉野
で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うため、夢窓国師
を開山として創建したものです。

嵐電嵐山駅から、本通りを挟んで、反対側に入口があ
り、本堂の大方丈までの石畳の道を、しばらく歩いてい
きます。当日は土曜日のため、大変な人数の観光客の
方々が、国際色豊かに集まってきており、その有名さが
分かりました。

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拝観の受付は2つあり、右側の本堂参拝用(600円)と左
の庭園用に別れていますが、100円高い本堂用の方が、
本堂に上がって、少し上からの角度で庭園が見られる
し、本堂を見た後にも、歩いて庭園が散策出来るので、
右側の本堂で受付をするのがおすすめです。

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受付を済まして、靴を脱いでから、本堂に入りました。
建物の中から、たくさんの水を湛える曹源池と、その
背景の木々によって成っている庭園を、板の間に座っ
て、久し振りに眺めました。

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人は多いのですが、この壮大な中にも、石組や橋など
の緻密な配置をしてある庭園を見ていると、何かとて
も心が落ち着き、日本人の心を味わうことが出来ます。
木々の色も、そろそろ秋に向かう様な気配があり、特
に左側の木々は、部分的に赤く染まって、ちょっぴり
秋を感じる風景なのです。

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ここから、書院や多宝殿に廊下が続いているので、先
に書院に入ってみると、また違った庭が楽しめます。
障子を通して見ると、和の空間がよけいに強調されて、
色彩が一層あざやかになる気がします。

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ただ、今回は人が多かったので、人のいない所を撮ろ
うと、ずっと待っていたのですが、人が途絶えることが
なく、待つこと自体が無駄だったのです(笑)

奥の多宝殿にも、ちょっと視点を変えるだけで、絵にな
るカットを手に入れることが出来るのです。

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今度は外に出て、庭園側の入口から入ると、すぐ足の
所に白砂が浮かび上がって、池と木々のコントラストが
素晴らしい光景が広がっています。

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書院から池の奥に通じる道があり、また違った趣きの
ある庭が見られます。

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この様に、天龍寺は奥が深い、見どころ満載のお寺で
すので、600円払って時間の許す限り、庭園と散策コー
スを味わってみてはいかがでしょうか♪

「直指庵」は悩み深い女性の味方のお寺






今日は、嵐山の北嵯峨にあって、ひっそりと佇む庵寺の
直指庵(じきしあん)について、書いてみたいと思います。

場所は、大覚寺のすぐ西の筋を北へ、徒歩で約15分行
った、とても奥まった所にある庵なのです。

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今回は、嵐電嵐山駅から歩いていったのですが、たぶん
着くまでに40分位かかっていると思います。以前に1回
だけ車で行ったことがあるのですが、やはり歩いてみる
と、写真のような里山の情景が広がり、気持ちの良い道
ですが反面、本当にこの道だったのかと、相当にあせり
もありました(苦笑)

ようやく標識を見つけて、ほっとして更に進み、着いた所
が竹林のある直指庵の入口でした。ここで400円の拝
観料を払って中に入ります。

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この直指庵は誰がいつ、そのような名前をつけたのか分
かりませんが「駆け込み寺」と呼ばれています。

本堂までの間に、落ち着きある広い庭が広がって、とて
も静かな雰囲気なのです。

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本堂の入口には「直指庵」と書かれた趣のある木の板が
掲げてあります。

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さっそく中に入っていくと、男性が一人、何冊かあるノー
トをじっくりと読んでいました。これは、この庵を訪れた、
特に女性の人が、ご自分の心情を書き留める「想い出
草ノート」というもので、私も別の部屋で読んでみたの
ですが、切々と辛い気持ちをつづったり、この庵で元気
をもらいましたとか、本音のことが書かれており、すで
に五千冊以上にもなっているようです。

実際に、「また来たい」という言葉が、このノートの中に
何回も出てくるのですが、何故かというと、本堂からは
先程歩いてきて見た庭が、ほっとやすらぎを与えてくれ
るようで、いつまでもここに座っていたい気持ちになった
り、やはり心の整理をする時には、最適な場所というこ
とでしょうか。

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また、奥側にも庭が広がっていて、こちらも静かに鑑賞
出来るようになっています。

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この本堂には、阿弥陀如来、文殊菩薩、それに願掛け地
蔵が祀ってあり、静かに手を合わせてみるのも良いもの
です。

他には、観音像や開山堂があるらしいのですが、今回は
本堂で、日頃の行いを正すべく、懺悔の祈りをして、いつ
もとはまるで別人のような、本当に真面目な立ち振る舞い
でした(笑)

冗談はさておき、皆さんも一度、この庵に来て、人を包み
込むような、静けさやほっとする和みの心を味わってみま
せんが♪

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浄土宗 祥鳳山 直指庵
京都市右京区北嵯峨北ノ段町
京都駅より市バス大覚寺行約50分
Tel:075-871-1880
拝観時間:9:00〜17:00
きっかけ問わずに「出会い」たい!
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