瑞峯院は石の十字架が隠された謎の庭園あり






先日、大徳寺の塔頭の高桐院を紹介しましたが、今回も
大徳寺の塔頭の1つで、こちらも庭をよく見に行くお寺の、
瑞峯院を紹介いたします。

こちらは、大徳寺の総門を入って、二筋目を左に行った
すぐの場所にありますので、すぐ分かると思います。

この瑞峯院は、1535年にキリシタン大名の大友宗麟が
菩提寺として創建したもので、方丈は唐門、表門とともに、
室町時代の禅宗方丈建築で、重要文化財に指定されて
います。

入口で400円を払って中に入ると、左側に枯山水の庭
で「独坐庭」と名付けられた蓬莱山庭園が見えてきます。

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荒々しい波をかたどった、幾重にも連なった砂の波の向
こうには、石の半島、それに雄々と独坐している蓬莱山
があって、見る者に急ぐな、焦るな、慌てるなと言いたげ
に、泰然自若なさまには、いつも感動させられる庭なの
です。

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今回は日差しが強かったのですが、日陰の縁側に座っ
て涼しげな風の中で、この光景を見ていると、禅の事は
よく知りませんが「平常心」とか「無」という言葉が浮かん
できます。

しばらくここに座って、今度は方丈裏にある、こちらも枯
山水の庭で「閑眠庭」へ向かいました。

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特徴的なのは、砂の波の中に横に3つ、縦に4つの石を
配していて、縁側の入口側から砂波の流れに沿って、大
きな視野で見てみると、大きな十字架が斜めに浮かび上
がってくるのです。(下の写真)

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もともと大友宗麟は、キリシタン大名ということもあって、
方丈をはさんだ2つの庭を作った昭和初期に活躍した重
森美玲が、その事実を庭に盛り込んで作庭したものと思
われます。

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この庭の端には、椅子が用意されているので、そこに座
ってゆっくりとその石の十字架を眺めることが出来ます。

やはり庭のあるお寺では、何か時間がゆっくりと流れて
いるようで、とても落ち着いて庭を楽しめます。

夏の午後のひととき、人が本当に少なくて良かったので
すが、色々あって朝食しか食べていなかったせいで、庭
を見て落ち着いたら、急にお腹が減ってきて、早々に帰
ることにしました。やっぱり食欲には庭も勝てませんでし
たね(笑)

大徳寺塔頭 瑞峯院
京都市北区紫野大徳寺町
市バス建勲神社前下車 北へ徒歩1分
Tel:075-491-1454
拝観時間 9:00〜17:00

高桐院の夏の庭で静かさと涼しさを味わう






大徳寺の塔頭の一つである高桐院は、秋の紅葉の時が
特に綺麗なお寺なのですが、今回は夏の暑い時期に行
くのも一興かと思い、車で北大路通まで出掛けました。

大徳寺の専用駐車場に車を置いて、総門から中へ入り、
山門、仏殿、それに法堂まで来て左に曲がり、角の瑞雲
軒の所を更に左に曲がると、高桐院はあります。

入口を進んで、すぐ左側の門を入り、石の敷き詰められ
た参道を見ると、左右に竹の手すりが続き、何とも優雅
な気分にさせてくれる雰囲気の道なのです。

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院の建物の入口は、木戸の奥に木々が見える静かな佇
まいの空間です。

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ここで400円を払って建物の中に入ると、襖の向こうに
は、畳と障子の間から青々とした木々と、毛氈に座って
抹茶をいただく女性の姿が、妙にこの景色に溶け込ん
で、感動さえ覚えました。

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そこから本堂に移ると、外には広い庭が広がっており、
木々が風に揺らいで、涼しい風になって迎えてくれま
した。

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秋になると、景色は一変して、落葉となった紅葉が庭
一面に散りばめられた状態になり、見る人に感動を与
えてくれます。

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今は夏。別の意味でとても静かで落ち着きがあり、訪
れる人も少ないため、ゆっくりと庭の景色を眺められ、
いつまでもここで座っていたい気持ちにさせてくれます。

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高桐院は、季節毎にその色合いが変わって、心を和ま
せてくれますので、皆さんも是非一度、訪れてみては
いかがでしょうか♪

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大徳寺塔頭 高桐院

京都市北区紫野大徳寺町
市バス建勲神社前下車 北へ徒歩1分
Tel:075-492-0068
拝観時間 9:00〜16:30
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