お盆の時期にお迎えした精霊を送る京都の夏の伝統行事の
「五山の送り火」が今日、行われました。
いつもは、とある建物の屋上から見るのが定例だったのですが、
たまには鴨川辺りに出て、限定して大きな「大文字」を見ようと
思い、地下鉄う東西線で三条京阪まで出て、そこから京阪電鉄で
出町柳まで行きました。人がすごくて出町橋から加茂川と高野川
が合流する三角州まで行列のような状態で歩きました。
三角州に降りてみたのですが、人・人・人で大変でしたので、別の
場所ということで、いつも車で通った時に大文字が大きく見える、
御陰橋まで出てそこから少し、東に行った所で見ることにしました。
近所の方々と一緒にその時を待ちました。

いよいよ20:00に如意ヶ嶽に「大文字」の火がともります。一斉に
皆さんから少しどよめきが上がって、段々と字が赤く濃くなってい
きます。大きな「大文字」が見えています。
20:10分には、松ヶ崎西山、東山の「妙」「法」がともり、20:15
に船山の「船形」と大北山の「左大文字」に、そして20:20には
曼陀羅山の「鳥居」に火がともされました。
この御陰橋では「大文字」と「法」の両方が見えてきれいです。特に
「法」は橋から北側に浮かび上がり、はっきりと確認出来ました。

ここから見ていると夜空にともる送り火は何か厳粛なものを感じます。
特に京都で行われるから、そう思うのかも知れませんが、先祖を敬う
姿勢は人一倍強い所なのでしょうね。
今年もお盆も終わりますが、まだまだ暑い日が続きますが、頑張って
夏を乗り切りましょう♪