即成院の二十五菩薩お練り供養は究極の極楽浄土






今回は、毎年10月の第3日曜日に行われる、即成院
の二十五菩薩お練り供養大法会を見に行ってきました
ので、それについて書いてみたいと思います。

この即成院は、泉湧寺の塔頭で、名前にちなんで「京
都のポックリ寺」として有名なお寺で、ご本尊の来迎
仏の阿弥陀如来を拝めば、長患いしないでポックリと
極楽往生出来るということです。また、那須与一のお
墓があることでも知られています。

本堂には阿弥陀如来を筆頭にして、総勢25名の菩薩
さまが、音曲を奏でながらお迎えに来られるという、い
わゆる「お練り供養」は、本堂を極楽浄土、約50m離
れた地蔵堂を現世になぞらえて、この2つを繋いだ橋
を25人の子供たちが、菩薩さまの金襴の装束で往復
するという行事です。

まず最初に、先導役の行者姿の方々が本堂から現れ
てきます。

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その後から、可愛らしいお稚児さんが続いて、会場の
雰囲気を和らげていきます。その集団が往復をします。

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その次に、この泉涌寺の住職の皆さん、お寺の信徒の
方や関係者の方々が続いて、この橋を往復します。

そしていよいよ菩薩さま達の登場です。お地蔵さまを
先頭に、阿弥陀さま他25名の菩薩さまが、この橋に
繰り出します。

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その姿はまさに圧巻で、まるで極楽浄土の絵巻の様な
世界を表現しており、とてもご利益があると思われる
「お練り」なのです。

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一度、現世の地蔵堂に下って、そこでしばし休憩をし
ます。菩薩さまを演じるお子さん達は、とても暑いの
か、その被り物を取って汗を拭いていました。まさに
大変な役割なのです。

しばらくしてから、今度は地蔵堂から本堂に最後の練
りとなります。先程とは陽の当たり具合が違って、やや
斜めからの光が、菩薩さまを照らして、本物が歩いて
いるような錯覚に陥りました。

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昨日は良い物を見て、心が洗われるような気分になっ
て、帰路に就きました。

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即成院(ポックリ寺)

京都市東山区泉湧寺山内町
京都駅から市バス208系統 泉湧寺参道下車 徒歩5分
Tel:075-561-3443
9:00〜17:00

五山の送り火2011を屋上から眺める






昨年は五山の送り火を、高野川に架かる御陰橋で見ていましたが、
今年は会社の屋上から眺めることにしました。

20:00になると、静まり返った京都の闇の中に、まず東山如意ケ
嶽の「大文字」に点火されます。ここからは一番大きく見えています。
段々と松明が端の方まで点火されて「大」の字が浮かび上がって、
周辺の皆さんから「見えた見えた!」と言う声が上がりました。とて
も華やかで綺麗です。

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たくさんのカメラのストロボが山の周辺では焚かれているようで、
その度に光っては消えていきます。

炎が最高になろうとしている頃、20:10には松ヶ崎西山(万灯籠
山)と東山(大黒天山)の「妙」と「法」に点火されます。

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こちらからは、ビルの谷間から「法」の字のみが見えています。

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20:15には、西賀茂船山の「舟形」と、金閣寺大北山の「左大文
字」も点火され、いよいよ五山の送り火のクライマックスを迎えます。

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最後には、20:20に嵯峨野茶羅山の「鳥居形」に点火されるので
すが、こちらからは相当に遠くて、かすかに光っているのが分かり
ます。

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屋上を移動しながら、あちこちを眺めていると、左大文字と船形が
両方見える所があり爽快な気分になれました。特に左大文字は長
く赤々と火が点いているため、じっくりと味わって鑑賞できます。

20:30を越えると、火もそろそろ終焉を迎えて、無事、冥府に帰
る精霊を送る行事は終了となります。

約40分ほどのショーですが、京都で見ている観光客の皆さんや
地元の方々にも満足を与える、江戸時代から続くものらしいです
が、この素晴らしい伝統行事を最初に考えて、実際に試行錯誤し
ながら行事を行い、それをずっと継承してきたという、今更ながら
に京都のパワーは凄いと思います。

今後も先の先まで継承を続けてほしいものです♪
きっかけ問わずに「出会い」たい!
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