椿寺は静かな佇まいの中で心落ち着く地蔵尊あり


椿寺は静かな佇まいの中で心落ち着く地蔵尊あり

今回は、以前大将軍商店街を歩いていた時に見つけたお寺を
紹介したいと思います。

この商店街を西大路へ出る手前の南側に見つけました。その
お寺は「地蔵院」という名前で、通称は椿寺なのです。

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その経緯を立て看板で見ると次のようでした。

神亀三年(726年)に、行基が聖武天皇の勅願により、摂津国の
昆野地のほとりに建立したのが始まりのようです。

平安時代には衣笠山に移され、室町時代に戦火で焼失するも、
足利時代に再建されます。

その後、天正十七年(1589年)に豊臣秀吉の命で、現在の地に
移されています。

入口を真っ直ぐ進んで行くと、突き当たりに本堂があったのです。

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格子の中をあちこちからじっくり見てみると、ふくよかな姿の木
造の地蔵尊がありました。この格子を取り去って、中に入り込
んで、ゆっくり拝みたい気分になりました(笑)。

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その本堂の右には、十一面観世音菩薩の堂もありました。

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こちらも格子があり、カメラで思いっきりガラスに近付いてみる
と、尊厳のある菩薩様がいらっしゃいました。何て素晴らしい
菩薩様、そう思いながらシャッターを押していました。

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少し戻った書院の前庭には、北野大茶会の縁により、秀吉か
ら寄進された「五色八重散椿」があったらしいのですが、枯れ
てしまって、今は樹齢120年の二世が本堂前に花を咲かせて
います。

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ただ今回は、椿の開花時期を少し過ぎているので、残念なが
ら花は少しだけしか残っていなくて、殆どが地面に落ちていま
した。

椿の花言葉は皆さんご存知でしょうか。「理想の愛」とか、
「謙遜」ということで、結構控えめな感じのする花言葉ですが、
日本女性にはピッタリの花のような気がします。

このお寺の左側には結構広い墓地があって、忠臣蔵で有名な
天野屋利兵衛の墓や与謝蕪村の師の前半亭巴人の墓等もあ
ります。

そんなに大きくない境内ですが、ゆっくりと鑑賞できて、心に落
ち着きを取り戻しました。

皆さんも是非一度、行ってみてください♪

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地蔵院(椿寺)

京都市北区大将軍川端町2
市バス「北野白梅町」下車徒歩約5分
Tel:075-461-1263
9:00〜16:00
境内自由




清和院は様々な神様が集う小さい小さいお寺


清和院は様々な神様が集う小さい小さいお寺

ある時、七本松通を歩いていると、小さなお寺がありました。
一度は通り過ぎたのですが、どうも引っ掛かりがあって、もう
一度戻って、木の看板を見てみました。

ここは清和院という、第五十六代清和天皇ゆかりのお寺で、真
言宗智山派に属しています。

摂関政治の基礎を作った、藤原良房の邸宅「染殿第」の南に創
設されていた仏心院を基にして、建立されたようです。

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中に入ると本当に小さな境内で、すぐ左に本堂があります。

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戸が少し開いていましたので、中を見てみることにしました。

中には正面に本尊の木造地蔵菩薩立像があり、等身大・玉眼入
りで、極彩食の精緻を極めた尊像があり、ビックリでした!
素晴らしいものですね。

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また左には、大黒天や毘沙門天のたくさんの木造の神様があり
ました。

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更に右には金箔のある像が何体かありました。

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こんなに小さな場所に、たくさんの像が置いてあるとは、本当に
驚きです。

階段を下りて左側に行くと、瓜形天満宮がありました。どんなご
利益があるか分かりませんでしたが、手を合わせました。

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また、本堂の前には赤い坐像が置いてあり、この人は誰なのと
という疑問が大きくなりました。

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たぶん、賓頭盧(びんづる)さんだと思われます。この人は釈迦
の弟子の十六羅漢のうちの一人で、大の酒好きのようでしたが、
修行の時にも飲んでいたので、釈迦に飲まないことを約束した
ようです。でもその約束を破って飲んだため、今後一切堂の中
に入らないように言われたため、一生懸命修行をしてようやく境
内に入ることが出来たようです。そのため、本堂には入れませ
んが、境内には入れるようになり、今もそのままだということな
のです。

私もその立場だったら、大の酒好きですから、賓頭盧(びんづ
る)さんと同じ境遇だったかも知れませんね(笑)。

今回は、このお寺を見学して、何か強い力を貰ったような気が
しました。

皆さんも、この小さいけれどもとても立派な、清和院に行って
みませんか♪



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