誠心院は和泉式部が初代住職で2巻の縁起絵巻が美しい


誠心院は和泉式部が初代住職で2巻の縁起絵巻が美しい

今回は、和泉式部ゆかりのお寺を紹介したいと思います。その
お寺は「誠心院」という名前で、京極六角にあります。

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新京極へ行ったのは別の用事でしたが、誠心院の前まで来た
時に、ふと中に入ってみようかという気持ちになって、門をくぐり
ました。

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ここは才色兼備で知られる、平安時代の女流歌人の和泉式部が、
初代住職を務めたお寺です。

和泉式部は恋多き女性で、次々に2人の親王(2人とも早世)と
恋に落ちて、その一方の親王との恋の顛末を、物語風に書いた
「和泉式部日記」が有名です。

また、藤原道長の娘、上東院彰子(一条天皇の中宮)に女官とし
て仕え、紫式部もその女官の一人でした。

ここには和泉式部縁起絵巻があり、パネルとして展示されてい
ます。上巻7場面、下巻6場面があり、そのうちの何場面かを紹
介します。

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書写山円教寺の門前にて
娘に先立たれて、世の無常と来世に不安を持った和泉式部は、
播磨の国円教寺へ旅立つ

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石清水八幡宮に参拝
円教寺の性空上人に、女の身で西方浄土に往生するには、京
都の石清水八幡宮に行くように勧められ、参拝する。

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誓願寺に参拝
今度は八幡大菩薩の夢のお告げで、京都寺町の誓願寺で祈
るようにと言われる。

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和泉式部の来迎
一遍上人のもとにあらわれた、歌舞の菩薩たちと和泉式部

時間をかけて、これらのパネルをゆっくりと見て、物語となっ
ているので、とても分かりやすいものでした。

皆さんも、この誠心院に行ってみませんか♪

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誠心院

京都市中京区新京極六角下ル中筋町
京都市営地下鉄「京都市役所前」駅下車 徒歩5分
Tel:075-221-6331
境内自由




養源院は歴史に彩られた浅井長政と徳川家の菩提寺


養源院は歴史に彩られた浅井長政と徳川家の菩提寺

今回は、初めて養源院というお寺へ行ってきましたので、紹介
したいと思います。

場所は三十三間堂の東側にあって、そんなに目立つこともなく
ひっそりと佇んでいるお寺です。

正面の門の所に、血天井と書かれた木の表示があり、ちょっと
怖い感じですが、行ってみることにしました。

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門を入るとすぐの所に、弁財天と毘沙門天が参道を挟んで、祠
があり、何かこのお寺の守護をしているような感じです。

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弁財天

そこから本堂までは少し離れていて、のんびりと歩いて行くと
数分で本堂に到着です。

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本堂の中に入って、靴を脱いで受付で500円を払って更に進む
と、廊下を進んだ一番奥に、俵屋宗達が木の襖に描いた白象の
絵がありました。でもここは全て撮影禁止なのです。

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受付でもらった白象の絵葉書

当時では珍しい動物の絵で、とても力強く印象的なのです。白
のみで描かれて、黒い部分はバックの木の襖の色を利用してい
るとのことです。

順番に従って、今度は隣りの部屋に行きました。このお寺は、秀
吉の側室の淀殿が父浅井長政の菩提を弔うために建立してい
ます。その後、焼失をしたため淀殿の妹の江によって、伏見城
の遺構を移して再建されています。それ以来、徳川家の菩提所
となり、歴代将軍の位牌が祀られているのです。もちろん、浅井
長政の位牌もありました。

ここから廊下に出て、今度は反対側に麒麟の絵がありました、
こちらも俵屋宗達が描いたもので「麒」と「麟」の二つの架空の
動物が力強く描かれています。

その廊下の上には血天井があり、伏見城の徳川軍の鳥居元忠ら
380余名は、圧倒的多数の軍勢の敵方の石田光成に攻められて
切腹。そのおびただしい血の付いた床板を天井に張り、その霊を
弔っています。ここの住職が木の棒で、これが手、これが足とか
指しながら、詳細に説明してくれました(苦笑)。

他にも俵屋宗達の唐獅子や小堀遠州の庭園、それに4月には本
堂の前の枝垂れ桜が見どころです。

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4月が楽しみな枝垂れ桜

皆さんもこの歴史に彩られた養源院に行ってみませんか♪



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