「染殿院」は安産にご利益のお地蔵さん


「染殿院」は安産にご利益のお地蔵さん

今回は、京都のご利益のある寺社巡りということで、京都の
繁華街にひっそりと佇むお地蔵さんを紹介したいと思います。

そのお地蔵さんの名前は「染殿院(そめどのいん)」と呼ばれ
ており、場所は新京極通に面しており、四条通から入ったす
ぐ西側にあります。

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その西の入口には「安産祈願 染殿地蔵」と書かれた看板が
あり、その上には染殿院、安産、守護と書かれた照明が灯っ
ています。

そこから入っていくと、提灯がたくさん並んだ御堂があり、
本当にひっそりとその境内は静まり返っています。

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お地蔵さんの前には、2本のロウソクに火が灯り、日本酒や果
物等、たくさんのお供え物がありました。

またその左側には、安産御腹帯と書かれた木の看板があり、
その中には御腹帯を授かった方々の名前が入った紙が供えて
あり、大変尊厳のある雰囲気でした。

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ここは、平安時代に文徳天皇の皇后藤原明子が、その父の邸
宅の染殿を住居としており、染殿皇后と呼ばれていました。
なかなか子に恵まれず、このお寺の地蔵菩薩に祈願したら皇
子を降誕されたとのことです。後の清和天皇なのです。

このあと、その皇后の名前にあやかって染殿地蔵と呼ばれ、
安産守護のお地蔵さんとして厚く信仰されているということ
です。

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ここでお参りをして、元の入口に戻ろうとすると、ふと後ろを
振り返ると、何と反対側の出口が店の中に続いているではあり
ませんか。その店から出入り出来るようになっているのです。

その店は「林万昌(まんしょう)堂」という名前で、甘栗を専
門に扱っている、130年も続く老舗の店なのです。

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このお地蔵さんの境内と一体となった店作りがとても珍しく
思い、この店に入って色々な商品を見ました。

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ふと目に留まったのが、黒衣(くろこ)という甘栗に黒砂糖を
包んだもので、美味しそうなので単品で買って後で食べてみ
ました。やや硬い感じですが紅茶と一緒に食べると結構いけ
るかなっていう感じでした。

お地蔵さんにお参りするのと、この店の甘栗を買うのを楽し
みに、一度行ってみてはいかがでしょうか♪

「誓願寺」は多くの人々が集う落語の寺


「誓願寺」は多くの人々が集う落語の寺

今回、京のご利益のある寺社巡りシリーズ3回目として
「誓願寺」を紹介したいと思います。このお寺は、修学
旅行生のメッカとして有名な、新京極通にあり六角通と
の交差したところの東にあります。

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入口はそんなに広くはないので通り過ぎてしまいそうで
すが、中に入ると反対にその大きさにびっくりします。

特に目の前の石段を上った本堂には、とても大きな阿弥
陀如来座像があり、目をぐっと大きく開いたその感じは
とても凛々しく見事です。

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ここは落語と関連があるそうです。何故かと言いますと
第五十五世安楽庵策伝(さくでん)上人は、文人としての
才能を持ち、教訓的でオチのある笑い話を千余り集めた
「醒睡笑(せいすいしょう)」は、落語のネタ本として長く
使われ「落語の祖」として知られているからです。何と
ユーモア溢れる上人がいたものですね。

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この本堂ではその関係もあって、落語会があったり時に
はコンサートも開かれるようで、多くの人が集まる場所
となっています。

また「扇塚」というものがあり、能楽等の芸能に携わる
人々の信仰が厚く、芸道上達を祈願して扇子を奉納され
るようになったのです。

こちらも理由があって、世阿弥作と伝えられる謡曲の
「誓願寺」の中で、和泉式部が歌謡の菩提となって現れ
ることから、舞踊家の間に和泉式部信仰が生まれたため
です。

本堂でゆっくりと阿弥陀様を拝んで、心静かに境内で時
間を過ごすのも一興でしょうね♪
きっかけ問わずに「出会い」たい!
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